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今年は暖冬で暖かい冬を迎える中、1月中旬から2月中旬にかけて、西東京市災害ボランティアセンターのボランティアスタッフを養成するための「災害ボランティアセンタースタッフ養成講習会」を開催いたしました。
災害ボランティアセンタースタッフ養成講習会は一昨年度より開催しており、西東京市内で大きな災害が起き、災害ボランティアセンターが立ち上がった際に、センターの運営を支援してくださるボランティアを養成することを目的として企画・実施いたしました。
講師には、1日目・2日目は、ジョージ防災研究所代表であり、防災アドバイザーの小野修平さん、3日目の災害ボランティアセンター設置・運営シミュレーションには災害支援・防災教育コーディネーターの宮﨑賢哉さんを講師としてお迎えし、また最終日の4日目は、要配慮者の代表として、久松順子さん、青木悠弥さんにおいでいただき、小野さんの進行でシンポジウムを開催いたしました。
本講習会では、災害ボランティアセンターについての基礎や災害ボランティアセンタースタッフとしての心構え・役割、災害の時に住民が抱える困りごと(ニーズ)などを講義やワーク・ロールプレイで学ぶとともに、災害ボランティアセンターの実際(ニーズ班)のシミュレーション訓練や、要配慮者の声から災害時に直面する課題を理解し、何ができるかを考えるシンポジウムといった、盛りだくさんの4日間で開催されました。
28名の参加者のみなさんは、この4日間でそれぞれに学びを深めていただけたのではないでしょうか。ニーズ調査のロールプレイでは、相手の心の声を聞きだすことの難しさを感じ、シンポジウムでは「視覚に障がいがあるとハザードマップがわからない」という声に何かしら動くこと、相手の立場に立って支援することの大切さを学び、充実した4日間を過ごすことができたと思います。
なお、今回修了されたみなさんは、今後、西東京市にある災害ボランティアグループ『西東京レスキューバード』で活動したり、自己研鑽を積んで、いざという時に備えていただくことを想定しています。
今後もこのような講座の開催を通じて、災害ボランティアを学んでいただく機会や、災害ボランティアセンターを支援して下さる方を増やす機会を作っていきたいと考えています。興味がある方はぜひ次の機会にご参加いただけると嬉しいです。