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3月2日(土)、ふれまち住民懇談会「くじら山」では、東伏見小学校の3年生と4年生の皆さんと保護者、近隣の皆さん(約160人)を対象に「ふれあいの公開授業」を行いました。
先ずは、西東京市ボランティア団体の「ウィンドアンサンブル・和(いずみ)」さんによる管楽器演奏で、ジブリ映画のメドレーや銀河鉄道999のテーマ曲など、児童達にも馴染み深い音楽から和やかに始まりました。皆が手拍子で盛り上がり、ニコニコしながら踊っている児童もおり、親御さんや地域の皆さんも満面の笑みがこぼれていました。
次に1月1日に発生した令和6年能登半島地震の被災地に1月後半から現地に入り、罹災証明書の発行業務等を支援されてきた西東京市役所の職員の青木氏より、現地の状況についてのお話がありました。現地の様子をプロジェクター(写真)で説明され、今でも被災地には、大変な状況が続いていることがよく伝わりました。
最後はくじら山による「伝言ゲーム」です。児童6人と地域住民の方とがチームになり、防災に関する言葉を伝言していくというゲームです。最後まで正しく伝わったはずの言葉が全く別の意味や言葉になったチームもあり、会場全体が児童達の笑い声と笑顔に包まれました。災害時には通信機器が使用できなくなり、まさに伝言ゲームのような状態で、地域情報が伝わる場合があります。その情報が本当に正しいのか、冷静に判断しなければならないと多くの方が考えさせられた事と思いました。
くじら山の初の試みとなった今回の公開授業は、楽しい音楽があり、また災害への学びがあり、そしてゲームでの一体感がありと、最初から最後まで喜びと笑顔の絶えないものとなりました。改めて地域と児童達との係わりの重要性を感じる、貴重な機会となりました。